30th Anniversary 30th Anniversary

つながりは、ひとつの点から線へ、
そして面へと広がっていく。
私たちの30年は、
出会いとつながりの
積み重ねの歩みでした。
節目を祝いつつ、
その歩みを未来へつなげて。
体験から人が学び、成長し、
そのつながりが
社会を育てていく未来へ。

30th Anniversary
30th MOVIE 30th MOVIE
30周年を記念して、
PAJの魅力を紹介するスペシャルムービーを制作しました。 PAJの魅力を紹介する
スペシャルムービーを制作しました。
PAJ HISTORY PAJ HISTORY
1995
PAJ設立と最初の一歩!

プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)を設立。
日本での活動の第一歩として、モデルコースの建設や初の指導者講習会を実施。

1997
学校教育への導入拡大

公立高校の授業や私立中学校の宿泊研修にPAプログラムを導入。県立・国立施設にもコースを施工し、教育現場での活用が広がる。

2000
公教育との連携が本格化

宮城県教育委員会と連携し、「みやぎアドベンチャープログラム(MAP)」を開始。不登校・いじめ対策としてPAを活用する先進事例となる。

2002
国内トレーナーが誕生

PAJ主催の指導者講習会で国内スタッフがトレーナーを担当。日本で指導者を育てる体制が本格的に動き始める。

2005
10周年記念シンポジウムを開催

PA創始者Jim Schoel氏らをアメリカから招き、全国の実践者が集う記念シンポジウムを開催。同時に、PAJスタッフによる初の書籍『グループのちからを生かす』(みくに出版)が刊行された。

2006
国際基準に基づく安全体制へ

チャレンジコース業界の国際団体ACCTの認定を取得。安全性と品質向上を図り、国際基準に準拠した運営体制を整備。

2007
初のアドベンチャーパークを施工

長野県白馬に商業向けアドベンチャーパーク「白馬EXアドベンチャー」を施工。個人や観光客向けの体験提供が始まる。

2011
震災支援プログラムを展開

Jim Schoel氏らと連携し、「バンブーレジリエンスプロジェクト」を実施。アドベンチャー体験を通して、被災地の子どもや教育関係者に「つながり」や「安心できる場」を届ける。

2012
観光施設への導入が進展

長崎・ハウステンボスにアドベンチャーパークとジップラインを施工。観光施設での体験提供が本格化する。

2013
実践を伝える、道具とことば

書籍『クラスのちからを生かす』(みくに出版)を刊行し、教室での実践を支える視点や方法を紹介。同時に、ふりかえりを支援するPAオリジナルグッズ「しるらないカード」も発売された。

2015
創立20周年:「さあ、なにしよう?」から始まる対話

キャッチコピー「さあ、なにしよう?」のもと、全国の実践者が集う記念シンポジウムを開催。アメリカからJerry Pieh氏らを招き、「これからのPA」を語り合い、つながりを深める場となった。

2017part1
アドベンチャー体験を届ける、新たな挑戦

PAJ初の自社運営パーク「PANZA沖縄」を開業。
日常の中で、誰もが気軽にアドベンチャーを楽しめる場づくりが始まる。

2017part2
日本最大級の森のパークを施工

栃木県那須に『NOZARU』を施工。広大な自然を活かした設計で、新たなスタイルの体験フィールドを創出。

2018
教育とレジャーが重なる複合型フィールドを施工

長野県軽井沢に『OWL ADVENTURE』とPAロープスコースを同時に施工。教育的な要素を持つロープスコースと、多層構造のパークが共存することで、挑戦の幅が広がる複合型フィールドが誕生した。

2019
PANZAブランドが全国展開

宮沢湖・てんしば・ぎふ清流の3拠点を同時オープン。PAJの体験提供拠点が一気に拡大する。

2021
一般社団法人PAFUNNを設立

全国の実践者ネットワークをつなぎ、学び合いの場を生み出す活動が始まる。アドベンチャー教育の普及と質の向上を支える基盤として、PAJと連携しながら新たな展開を担う。

2022
代表交代と節目の年

創業者・林壽夫から小澤新也へ代表が交代。PA, Inc.設立50周年記念イベントも開催され、組織としての新たな節目を迎える。

2025
創立30周年:「つながる時間、広がる世界」

創立30周年を迎え、これまでのつながりを大切にしながら、より多くの人にアドベンチャーを通した学びを届ける挑戦が進行中。

大人も子どもも安心と気付きを得られる環境を

人は昔、みんなで助け合って生きてきました。助け合わなければ生きてこられなかったからです。でも今、文明に守られ助け合わなくても生きてはいける時代になりました。
どうやら今、人間にとって大切な、お互いに助け合うという本能が錆びついてしまっているようです。
PAではもう一度本能を揺さぶり起こすためにアドベンチャーを利用します。人間はせっぱ詰まると本能が動き出します。更に人は安心できる環境では気づきが増えるということが報告されています。
このように自然の力を上手に扱うことで学びの環境を作っていくのがPAです。
これまでのように人から教えてもらって知識を増やすのではなく、これからは気づいて獲得する知識が求められていきます。平和な世界を目指すために最適な手法です。
三十年かけて得た私の「気づき」です。

これからのPAJが目指すもの

プロジェクトアドベンチャージャパンは、今年で30年を迎えました。これまでの20年間は、教育手法としてのプロジェクトアドベンチャーの土台を築き、その後の10年はグループだけでなく個人にも焦点を広げてきました。アドベンチャーの楽しさを届けるだけでなく、その体験に「意味」を持たせる──その想いから「アドベンチャーラーニング」という考え方が生まれました。これからは、個人の体験を通して思いが広がり、他者へと伝わっていくような形を目指していきます。
私自身の冒険は、情熱を持ち続けながらも相手の思いを尊重し、対話を通じて関係を築くこと。PAJは、日本でまだ限られたこの分野を広げ、子どもから大人まで誰もがアドベンチャーを当たり前に体験できる社会を本気で目指します。一歩踏み出す勇気と自由な価値観を、これからも届けていきます。

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