PAJ初のインターン、さっちー(祝咲花)は大学4年生。30日間のインターンシップのはじまりに今の心境や意気込みを聞きました。

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PA(プロジェクトアドベンチャー)との出会い

アドベンチャー教育との出会いは、「TAP(玉川アドベンチャープログラム)」です。TAPの先生が教育課程の授業を担当していて、その先生にもっと習いたいと思い、さらに「TAPファシリテーション」という授業を受けました。

私のやりたいことは、一人ひとりが仲良くなっていったり、お互いが助け合ったり、それが今後の考え方などにつながっていく原体験みたいなものを提供するようなことをしていくことです。

限られた時間の中で、グループを発達・発展させるために、その場のもの、環境、時間、そこにいる人のリソースを使ってやっていくPAの臨機応変さに惹かれました。例えばロープスコースのハイエレメントに登るということは決まっていたとします。でもそのアシストをどうしていくかは自由なので、その自由度はすごいなと思います。

アドベンチャー教育は、自分と周りが相互に成長するサポートをしているものだと思います。チームビルディングをしながら、それを日常に置き換えて、いろいろ考えたり、見つめていったり、その自分の成長も集団の成長も支え合えるような活動だと思っていて、もっと子どもたちがやる機会が増えるようにPAを広めていきたいと思いました。

インターンシップ開始!

初日はとても緊張しました。でも今日で3日目になり、少し慣れてきて、少しずつ自分のコンフォートゾーン(安心できる場所)が広がってきました。PAJに居ることに慣れてきました。

初日にインターンの課題を受け取ったとき、想像していたインターンシップとは違って驚きました。卒論みたいだなと思ったんです。

私のイメージでは会社を知る意味でいろいろなことに挑戦する感じだと思っていました。例えば、「この書類を作って」「このプログラム見に行ったら?」と言われたりする感じです。ひとつの課題を自分で追求していくとは思っていませんでしたが、研究や深く考えることがもともと好きなので、課題を渡された今、楽しいです!

ただ、ずっと幼稚園から中学生くらいまでの子どものことばかり考えていたり、一緒に活動したりしていたので、インターンの課題の中にある、「大学生の気持ちや行動を考えたりする」のは、自分にとってのコンフォートゾーン(安心できる場所)から一歩踏み出している感じです。

30日後の自分

30日後のインターン終了のときの自分は、達成感と、「ここはもっとこうすれば良かった」という悔しい気持ちの半々なのかなと思っています。自分がどれだけ成長できるかどうかは見えたら面白くないので、今は考えません。あとからふりかえって、「こんなところが成長したな!」と言えたらいいなと思います。

30日後、成長して、自分のやりたいことができていて、輝いていたいです。「成長」というのは、社会人としての基礎的な部分を身に付けつつ、PAにいる意義や意味を自分の中でもっと完熟させていきたいです。自分のやりたいことをもっと見つめて、それを理解して、これをやっているんだと胸を張って言えるように、もっと具体化していきたいです。

アドベンチャー教育をもっともっと広めていきたいです。具体的には何を、いつ、どういうものを使って、どのパターンでというのをもっと深めていけたらと思います。

現在地がコンフォート(安心の場)なのか、ストレッチゾーン(挑戦しているところ)なのかを知りながら、一歩踏み出すこと、その気持ちがこれからの自分につながっているんだということを子どもたちにもっと知ってもらいたいと思っています。いじめなども多い社会の中で、自分で自分の居場所や、やりたいことを選んでいいということを「チャレンジバイチョイス」を使って伝えていきたいです。

私がPAJに貢献できる強み

私の強みはアドベンチャー教育を広めたいという強い思いと、それを実行するために最大限努力することです。

高校の部活を通して学んだことなんですが、1年生のとき、すごく頑張っていたのですが、2年生になってふりかえってみたらまだいけると思ったんです。

その経験から、自分の限界を自分で決めるのではなくて、もっとやりたい・頑張りたい気持ちに素直に挑戦していくことや、まだできると思ってやることの大切さを学びました。でも限界の見極めもできるようになっていると思いたいので、その中で最大限努力していきたいです。

アドベンチャー教育を広めたいという強い思いは、一人ひとりが、もっと自分で選んで、自分で決めて、自分でやっていいんだよということを伝えたいという思いから来ています。

人と関わる中で、その人の良さをもっと知ったり、寄り添ったり、理解したり、本気でそのときの考えを言えることを大切にしていきたいです。

今、私は自分の思いを選んで一歩踏み出すことをいろいろなところでできるようになってきました。以前なら何かをするときに、面倒くさいとか、誰が一緒にやるかを気にしたりしていましたが、今はそういうことを気にせず、絶対そこに成長がある、出会いがある、やってみて見える世界、気づける世界があると思えるので一歩踏み出すことを大切にしています。
                                    (20180801)

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