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2021年3月9日

オンラインでつながるアドベンチャーメンバーズ:ACCTカンファレンス

Category:
コラム
tag:
ACCT 技術
アドベンチャークリエーションチームメンバーによるコラムです。
writer:小澤新也

ACCTカンファレンス

今年のコロナ禍での開催がどうなるのか心配だった、31st Annual International ACCT Conference & ExpositionがWEB会議スタイルで開催されました。
※注:本記事に含まれる写真は2018年以前のカンファレンスのものです
通常は毎年2月にアメリカで行われています。PAJでも毎年数名が現地で様々な情報や学びのために参加しています。
最近では、ジップラインが世界的にも流行となっており、オペレーションのこと、ブレーキのことなどが主なワークショップの内容となっています。

また、ACCTの会員数も増え、施工する会社だけではなく、コース運営を行っている会社が多く参加しているので、ACCT基準(施工、点検、運営)についてのワークショップも多くなっています。
ACCTについてはこちら

初めてのバーチャルカンファレンス

今年は初の試みであるVIRTUALでのカンファレンスでした。ワークショップ、展示会となり、WEBでカンファレンスはどう行われるのかという不安と期待を胸に膨らませ参加しました。

カンファレンスは、1月19日から始まり29日までと長い期間で行いました。通常は5日間程度です。WEBの場合は、1日の時間を短くしているため、通常に比べると長期の日程となりました。

期間中は、様々なワークショップが開かれていました。
今回のワークショップの中ではジップラインブレーキについてが興味深いものでした。毎年、ブレーキについてのワークショップは開催されています。ブレーキシステム自体も種類が増えたりしている部分で進化していることもありますが、そのブレーキに頼りすぎてしまい事故も多くなっています。

事故を未然に防ぐためには一つのブレーキだけに頼らずバックアップのブレーキを設置することも重要となっています。
また、設置後のテストフライトでは、滑走重量、風速、スピード等を記録しデータを記録することも大事になっています。
お客様に披露する前にどれだけのテストでデータ取得をし対応できるかが施工社に求められています。

ワークショップは、ファシリテーター向けから、施工、運営向けと様々なジャンルが提供されています。
今回のバーチャルワークショップでも十分に熱量が伝わってきたことに驚きました。また、バーチャルならではだと思いますが、聞き逃したり理解ができなかったっところが後日録画されたものをみることができるのがよかったです。

でも、このカンファレンスと同時で開催されている、展示会が見られなかったこと、直接会ってのコミュニケーションが取れなかったのは残念でした。来年は状況も代わり、新たなACCTカンファレンスになることを願っています。

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