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\PAJスタッフ通信/
こんにちは、PAJのすずめです♪8月から徐々に対面プログラムが始まり、9月以降は学校のプログラムも実施しています。今回はそのプログラムの様子について書いてみました。

~始まりました対面でのPAプログラム~
【おかえり、ファシリテーター】

ファシリテーターのみんなが高尾の森わくわくビレッジのPAプログラムに戻ってきたら、最初に「おかえり」って伝えます。プログラムを行う際は事前に利用団体には内容説明を行い、参加者、引率者、PAJのファシリテーター共に体調チェックや検温をして準備をします。

プログラムの打ち合わせでは学校の現状を丁寧に聞き取り、両者で合意のうえで内容を決定します。ファシリテーターのみんなは久しぶりの対面プログラムに最初は緊張していて、ねらいに合わせてどんなことが出来そうか?どうやってエレメントや道具を使おうか?と考えています。「打ち合わせではこれ位の距離や活動の様子ならば大丈夫と言われたけれど、実際はどうなんだろう?」など、いろいろなことを考えてプログラムの準備をします。

意図的な身体接触が無いように活動の課題設定を変えたり、道具を工夫して使用することもあります。学校の先生方からは今年はクラスの様子があまりわからない、子どもたちの様子がまだわからないという声を聴くことがあります。学校で体験的な学びの場が少なくなり、休み時間に遊ぶこともほとんどなくて、先生が子どもたちの様子を見る機会が少ないからだと思います。

人と接するチャンスをコロナ予防でほとんど削っているので、様子が見えづらい現状の中でやってくる学校もあります。だからこそ、PAプログラムは子どもたちの体験の場であるとともに、先生たちが子どもたちの今をつかむチャンスになってほしいなと思っています。

事前の情報が少ない中でもファシリテーターはその場で起きたことを必死に読み取って対応しています。時には困ることもありますが、ファシリテーターのみんなはタフ。難しさもあり、手探りだけれども、その大変さにも楽しんで向き合ってくれます。改めて心強い、素敵な人たちだなって思います。これからも、いろいろな制約の中でPAプログラムを提供していくことになると思いますが、そこに一緒に向き合う仲間の声を取り入れながら、新しい形を模索し続けていきます。

【人といる喜び、動ける喜び】

PAプログラムで出会う子どもたちはコロナ前よりも、何倍もいきいきしていたり、幸せそうだったり、楽しいということが顔だけではなくて、体からあふれている感じがします。動ける喜び、人となにかする喜びというのをすごく味わっているんだなという場に遭遇することが多いです。

当たり前にあったものが一度なくなったから大切さに気づいたり、いま足りていないから一緒に動ける喜びを感じているということかもしれないなと思いました。くさいこというと、「輝いている!」そんな感じです。

体験自体が輝いていて、みんなで「わはは」と笑って楽しんでいる姿をよく見ます。そんな時、やっぱり人と一緒に何かをするっていいなぁって思います。新型コロナの感染拡大もあり、今後もいろいろな制約はあるけれど、そんな時間を共にできる機会が増えることを願っています

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