いまここ

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【いまここ#016 生きてるだけで素晴らしい 】

【いまここ#016 生きてるだけで素晴らしい 】

「生きてるだけで素晴らしい」 あまりにありきたりで陳腐な言葉に見えるかもしれません。けれど、私にとってはかけがえのない大切な言葉です。 不登校やニートの若者を対象にした体験活動をベースにした自立支援プロジェクトに関わっていたときのことです。 私は3名の参加者とともに「私たちが大切にしたいこと」というテーマでマインドマップを書いていました。それぞれが具体的に大切にしたいことは出てくるのに、「なにか足りない気がする」そんな雰囲気が漂っている時でした。 まるで沸き立つように浮かび上がってきたのが、前述の言葉です。私を含めたグループのメンバーにとってはまさに霧が晴れた瞬間でした。あの時、あの場所で、あの人たちとともに取り組んだからこそ生まれてきた言葉。私自身と確かにつながっている言葉が誕生したのでした。 日々過ごしていると、つらいことや悲しいこと、憤りを感じることなど様々なことが起こります。なかなか成果が出なかったり、人と自分を比較してしまったりすることもあります。そんな時でも、笑いながら同じ時を過ごした人とのつながりを思い出すだけで、自分が生きることが大切なんだ、と感じられるようになりました。(writer: tetsu)

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【いまここ#015 コミュニティを感じる 】

【いまここ#015 コミュニティを感じる 】

人と人が関わり、コミュニティが生まれます。さまざまな関わりの中で、コミュニティが個性を帯びていきます。 人が集まり、グループや組織という形ができてくる中で、やっぱり大切なのは一人ひとりの存在です。そこに、その人がいる喜び、支え合っている実感がコミュニティを支えているのでを感じます。 東日本大震災のあと、PAJは宮城県の先生たち、ジム・ショーエル(PAアメリカ創設者のひとり)と共に「バンブーレジリエンス」というプロジェクトを立ち上げて、コミュニティを育んで来ました。 現在、物理的には宮城ー東京ーアメリカと離れています。こうして離れていて思うことは、コミュニティは、地域や学校などの直接的な<場>だけではないなということ。遠くにいる仲間の存在に支えられていることを感じます。 物理的には離れていても、他者を感じること、そのコミュニティに思いを馳せることで、あらためて、自分の「いまここ」を感じます。 参考:グループの力でレジリエンス~しなやかな心~を育む(みやぎアドベンチャープログラム研究会)※PAJ協力・寄稿

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【いまここ#014 真っすぐじゃない道を行く 】

【いまここ#014 真っすぐじゃない道を行く 】

なぞなぞじゃないけれど、あそこに行きたい、あれを得たいとまっすぐ進めば進むほど、たどり着かない。その代わり、頭の片隅にはあるけれど、それにこだわらずに、「今これだ」と思うものをし続けていたら、気がついたら叶っていた。私にはそんなことがよくあります。 真っすぐじゃない道を行く、でも行く先に光る北極星のような目印は見失わない。そんな風に歩いて行けたら、いろんなことが叶うのかなぁ。 (writer: suzume)

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【いまここ#013 自分を大切にする】

【いまここ#013 自分を大切にする】

15年前、私がPA主催のアドベンチャープログラミング講習(4泊5日)を受講した時のことです。 私たちは、グループで大切にしたい言葉や行動を書き出し、それをメンバー全員が積極的に実践してフルバリューな環境をつくっていく「ビーイング」という活動を行っていました。 ある時私が「自分を大切にする、という言葉を書きたい」と言ったところ、あるメンバーから「自分を大切にする前に他者のことを大切にしなきゃ」と返され、そこから他のメンバーを巻き込んでの大激論となりました。 その時の詳細や結論は覚えていません。ただ、あの瞬間があったからこそ自分自身が「自分を大切にする」ことを強い信念として持っていることを自覚することができたのです。この想いはいまでも変わらず、私の判断軸のひとつになっています。 私は自分のことを大切にします。あなたがあなた自身を大切にしてくれたら、私は嬉しいです。(writer: tetsu)

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【いまここ#012 StayHomeの楽しみ方。あえてアナログ】

【いまここ#012 StayHomeの楽しみ方。あえてアナログ】

最近、在宅勤務で過ごしています。いわゆるテレワークです。極力、外出をしないことを心がけ、食事も自分で作っていると、なんだか今までよりも丁寧な暮らしをしている気がします。 食材を無駄にせず、栄養のバランスを考えて飽きない食事を作る。自分で作るので味は食べる前から想像がつくのですが、目で楽しむように盛り付けを考える。そんなことをしています。 今までなら一人だから、めんどくさくて作らない。お総菜を買って食べよう、外食で済ませよう、ちょっと自分のことはおざなりに、そんな暮らしをしていました。 オンラインでのミーティングやワークショップをするので家が背景に映りこむのをきっかけに家の片付けや飾りつけをしてみました。 風呂敷を壁にタペストリーのように貼って、あえてのアナログスクリーンです。今のお気に入りは唐草模様♪ COVID-19はPAののような対面での人との心と体の距離感とは真逆の観点を私に植え付けました。たくさんの大切な人が亡くなる恐怖もです。でも、その反面、私がおざなりにしていた日々の暮らしを見つめる、人のことをもっと真剣に考えることを教えてくれてもいます。この先、どうなるかはわかりませんが、私の中に生まれた「ていねいさ」はこの先も楽しめる自分でいたいなと思いました。 (writer: suzume)

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【いまここ#011】テーブルゲームのススメ

【いまここ#011】テーブルゲームのススメ

初めて出会った人たちと打ち解けるまで時間がかかることはありませんか?何を話そう。会話のきっかけが欲しい。間が持たない。そんな経験をされている人って実は意外と多いと思うのです。 そんなときにテーブルゲームなんていかがでしょう?頭も使うし、相手と対面できるし、何よりも会話のきっかけとなります。 実は私自身が子どもとの関わりを持つときも、よく活用しております。内気な子も積極性がある子もこれがきっかけで何気なく話せるようになったりします! 昨今はなかなか外出できませんが、これを機にご家族でやってみるのもいいかもしれませんね。お子様の柔軟な頭の方が強い、ということもよくあるので成長を感じる瞬間も訪れるかもしれません。 (writer: kazucheru)

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【いまここ#010 変化を受け入れること】

【いまここ#010 変化を受け入れること】

・自転車のタイヤがパンクした・同僚が退社した(または、新たにメンバーが加わった)・お隣に気難しい方が引っ越してきたなどなど。 望んでいるいないに関わらず、ふいに変化が訪れることがあります。そんな時私は「そうきたぁ」と変化を受け止め、自分の中に取り込んでみます。変化を受け入れるとは、決して起きた事象のすべてを肯定することではありません。物事に解釈を加えず、自分の身に起きたことそのものを自分の目で見つめることです。 変化を受け入れてから「じゃあ、どうしようかなぁ」とこれからのことを考えるようにしています。こうすることで、自分自身が生きる「いま」も「未来」も手放すことなく歩んでいけるし、その過程に困難があったとしても意義や楽しさが見つかると信じています。 (writer: tetsu)

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【いまここ#009 ファシリテーターズマストアイテム】

【いまここ#009 ファシリテーターズマストアイテム】

PAをやるとき、みなさんにとってのマストアイテムは何ですか?「道具がなくてもプログラムはできるよ」という声がきこえてきそうなPAJファシリテーターのみなさんに、あえて持っていくとしたら何を選ぶのか?をきいてみました。 お題は、「今日はクライアントの情報が全くないプログラム。紙とペンはあります。それ以外で、あともうひとつだけ持っていけるとしたら何を選びますか?」です。16名のファシリテーターがアンケートに回答してくれました。 シンプル・イズ・ザ・ベスト! 「ボール、フリースボール」と「ロープ」が1位タイ(各4名)! ボール類は、いろいろなアクティビティに使えます。おにごっこ、野球、課題解決などなど。そしてトーキングスティック代わりにもなるので便利です。フリースボールは触り心地もよく、手にするとつい、もみもみしてしまいます。 ロープは、人数を問わないで使うことができ、みんなでアクティブに遊ぶことも、エリアを区切る道具としても使えます。大縄をしたり、フラフープ代わりにもなり、とボールと並んで万能感があります。 カードの底力 カード類も人気でした。ウブンツカード2名、しるらないカード1名、ふりかえりカード1名の合計4名。 ウブンツカードは、アイスブレイク、ラインナップ、ふりかえりなど多用できる便利なカードです。子どもたちにも大人気です! カードを選んだファシリテーターからは、「アクティビティは道具がなくてもなんとでもなるが、振り返りだけは参加者にとってインパクトのあるものにしたいから」というコメントがありました。 また別のファシリテーターからは、「PAでは、活動や対話をする中で生まれる学びと学びほぐしが生まれ、自分や他者を通して新しい発見をしていきます。そのプロセスの中で、言語化できていないものごとをコンテント化するツールとして有効」というコメントもありました。 カード類がなくてもふりかえりはできますが、カードがあることでより深まるきっかけになることも多いようです。 個性的なアイテムたち その他は、小さなぬいぐるみ(2名)。小さなぬいぐるみを相棒代わりに連れて行き、ときにはボール代わりになってくれたり、グループのシンボルや比喩、トーキングスティックとしても役立ちます。そんな存在がいたら、ファシリテーターとして心強いですね。 模造紙(1名)を選んだファシリテーターは、「対話を促進するツール」として選びました。「チーム内のアイデアや想いを可視化する際にも、ファシリテーターから何かを伝える際にも、役立ってくれると思いました」とのことです。「可視化」はPAプログラムでも重要な要素です。 変わり種はマッチ(1名)!「炎をみんなで囲んで、わいわいしたらきっと何かが始まるでしょう!」とのことでした、 道具があってもなくても 人が集まれば、何かが始まる。そこに道具はいらないかもしれない。でもあったらもっと楽しいかもしれない。PAは道具ありきではないけれど、道具を扱えることで、道具を使わないことも選択できるのかもしれません。 PAは体験をベースにした学びとして存在し、対面でないとできないことも多いです。でもこの時期、「オンライン」もあらたな「道具」として使われ始め、PAJも動き始めています。その話はまた改めて…! (writer: yuki)

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【いまここ#008 ねばならないの向こう側】

【いまここ#008 ねばならないの向こう側】

PAに出会って25年以上たちますが、プログラムでファシリテーターをするときは未だに緊張します。そんなときは結構こんなことを考えている気がします。「今日の狙いは○○だから、子どもたちと○○しなきゃ、させなきゃ」 ある意味、ねらいを達成しようと「ねらいすぎ」で子どもたちにはその下心が透けて見えているのでしょう。そんな時は何をやってもほとんどうまくいきません。何度もその罠にはまって苦い経験をしたことがあります。 最近は少し緊張しなくなりました。そんなときは何を考えているのかをふりかえると、とにかく自分がワクワクしていて、楽しむ気持ちが体からはみ出しているときです。一緒に働くファシリテーターから「すずめはお茶目がオーバーフローしてるね」(いった本人曰く、良い意味でらしいです。)と言われたことがあります。それは、わくわくが私の体からはみ出ているのだと想像します。 そんな気持ちでグループのメンバーと向き合ったときは、ねらいに沿って練りに練ったプログラムのときよりも不思議とうまくいったりします。みなさんはPAプログラムを使うとき、どんな気持ちでいますか?いろいろな経験を経て、今の私はわくわく、ドキドキ、一緒に楽しんじゃおう♪を土台にグループを支援すると、より良い方法がひらめく、そんな気がしています。 (writer: suzume)

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【いまここ#007 いつもとかわらないこと】

【いまここ#007 いつもとかわらないこと】

緊急事態宣言が発令された夜。ふと見上げると、空には綺麗な月がかかっていた。次の日の朝も、澄んだ青空が広がっていた。人と会ったり、出歩いたりするのはちょっとお休みだけど、いつもと変わらないこともたくさんある。目玉焼きを焼いて、ごはんを食べて、歯みがきをして… 大変な事態に最前線で闘ってくれている人々に感謝しながら。さあ今日も1日をはじめよう! (writer: ayumi)

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