私たちが目指す学びのかたち

Home / 学校教育 / 私たちが目指す学びのかたち

「子どもたち自身の気づきから生まれる学び」 「子どもたち同士の関わり合いから生まれる学び」

それが、私たちが目指す学びのかたちです。「気づきから生まれる学び」には、「つながる」が含まれています。

小さいころ、迷路で遊んだ時に、わからなくなるとゴールから始めてずるした経験はないでしょうか。ゴールから始めると、割と迷わずスタートに戻ることができます。

学習内容をゴールから最短ルートで学習者に伝えることを、「教える」ことだと考えてみます。そうすると、スタートからたくさんの行き止まり、ドクロやヘビのマークにぶつかりながら、何度も行きつ戻りつしてゴールにたどりつくことが「気づく」ことだと言えそうです。

迷路ではドクロやヘビには出会いたくないものですが、学びの場で出会うドクロやヘビ、つまり「もともと目指していたものではないものとの出会い」は、私たちを豊かにしてくれます。そして、その行きつ戻りつの中で、これまで得てきた知識や経験と再会し、新たな知識や経験とこれまで得た知識や経験が「つながる」のです。たくさんのつながりを持つ知識や経験ほど、さまざまな機会に活用することができます。

子どもたちが学び合う関係と機会を持っていることで気づきのチャンスは広がり、一人ひとりの気づきを持ち寄ることで学びはいっそう深まります。学びを深めていく過程で、「わからない時はどうしたらよいか」「みんなで考えるってどういうことか」など、関わり合いの質も高まっていきます。「気づきから始まる学び」と「関わり合いから生まれる学び」は影響し合っているのです。

子どもたちの「気づく」練習と、先生の「気づく」を生む支援があれば、授業中に限らず、いつでもどこでも学びの場になります。授業も、行事も、普段の生活も、学校の中の時間が地続きになっていくのです。

 


「みんなにとって居心地がよく、一人ひとりの違いが受け入れられているクラス」

「子どもたちの力で、目標とする自分たちの姿に向かっていけるクラス」

それが、私たちが目指すクラスのかたちです。「こんなこと言ったらどう思われるかなあ」「仲間に入れてもらえなかったらどうしよう」子どもたちが毎日こんな不安を感じながら過ごしているとしたら、自分を守ることに精いっぱいで、学校が何かを学んだり何か新しいことに挑戦したりするような場所にはなりにくいでしょう。

誰でも、傷つきたくないしつらい思いなんてしたくありません。そんな傷つきやすい自分を守るために、できるだけ人と関わらないようにしたり、周りの人を優先して自分の気持ちにふたをしたり、自分が攻撃されないように他の誰かを攻撃したりしている子どもがいるかもしれません。

クラスの居心地のよさや安心感は、言い換えると「必要以上に自分のことを守らなくていいんだ」と感じられることです。「自分を守らなくてよいという安心感」がない環境では、一人ひとりの違いは表現できなくなり、対立や不安は見えないところに押し込められて、その陰で誰かが我慢したり傷ついたりしてしまいます。

意味のある対立や悩みのために、自分を表現してもいいんだという安心感のあるクラスを、子どもたち自身の手でつくっていくための支援をしたいと考えています。

 

私たちが目指す学びと、その学びを支えるクラスのために。

プロジェクトアドベンチャーを通してできることがあります。